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大野:
今の川村さんの話を聞いていると、企業側でも、労働の法務や事情について、理解をしていない部分があるのではないかと思いました。「必要に迫られて解雇したいのだけれども、なんとなく、どうしていいのかわからない」。

川村:
知らずにやっているケースもあります。今日の話では傍論ですが、最近問題になっているのは、「解雇すると大変なことになりますから、辞表をとっておいた方がいいですよ。その枠組み作りについては私たちがやります」と、社労士や弁護士が企業に営業をかけて、その退職届を出させるというところまでを一連のパッケージにしているケースもあります。

古市:
従業員を円滑に辞めさせるということ自体が、一つの産業、ビジネスになってしまっているというわけですね。

大野:
リスクヘッジビジネスみたいな。

川村:
解雇というと大変だから、こういうふうに懲戒の規定を作っておいて、何度か懲戒処分にして、その上で解雇すれば大丈夫だという宣伝も見かけますね。社内のテストを受けさせて、そのテストの点数が悪ければ退職にしますというようなことをパッケージングしてやっていたというケースもあります。

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困ってる若者”がブラック企業に負けず「幸福」になる方法~古市憲寿×大野更紗×川村遼平―「若者」三者鼎談前編―~ (1/3)(BLOGOS編集部) - BLOGOS(ブロゴス) (via igi)

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